3曲目 ACIDMAN - 飛光
脳内再生危険度「中」
私が邦楽ロックという沼にハマるきっかけとなった曲。こんな衝動の塊みたいな曲を当時中学生だった私に突きつけられたら、為す術が無い。
それからは長きに亘りACIDMAN漬けの音楽生活を送ることになり、発展途上の私の耳は過大な影響を受けたし、ギターも始めることになった(リッケンバッカーには結局手が出なかったけれど)。このバンドには深い感謝がある。
ただ、今はACIDMANからだいぶ遠ざかってしまった。新曲が楽しみでなくなってしまったのはいつ頃からだろうか。
大木氏の才能は枯れてしまったのか?いや、きっとそうではない。
バンドが表現したいことは変化するし、リスナーの耳も変化する。それだけのことだと思う。
「このバンド昔の方が良かった」って言う言葉は嫌いだ。ただACIDMANに関してはあの頃の曲を聴くと少しだけ寂しい気持ちになってしまう。本音としては、衝動に任せて作った曲がもう一度聴きたい。
超える 衝動と共に